信州ちくま工房いぶき

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信州ちくま工房いぶき

工房いぶきについて

【工房いぶき 代表者ごあいさつ】

「農薬、化学肥料を完全に断ち、微生物と酵素の力で育った作物。
......自分の選択が正しいものだったと確信に至ることができました。」

今回は、当サイトをご訪問いただきありがとうございます。

「工房いぶき」代表を務めさせていただいている藤岡直文(ふじおかなおふみ)と申します。

私は1964年生まれで、2014年6月から当農園を始めました。それまでは25年間、地元千曲市の建設会社勤

務のサラリーマンをしていました。

もともと実家がりんご農家で、長年りんご作りをする母を会社勤めの傍らで手伝っていました。

2010年を過ぎた頃、家族内で家業を継ぐ話が持ち上がり始めました。その頃から真剣に農業を考え始め、あち らこちらに相談もし始めました。

正直言うと、最初は「それで生計をしっかりと立てられること」が目標でした。

2014年、会社を辞め、農業メインでの暮らしが始まりました。

もともと、消毒や農薬といったものは好きではありませんでしたが、最初は「必要だから」とその使用に目をつむっていました。

しかし、日々自分が育てているぶどうやりんご、その木々に触れ合っていくなかで消毒や農薬に対する疑問は大きく膨れ上がっていきました。

そして、「私たちは自然に生かされているのだから、自然に寄り添った方法を採り入れていかなければならない」と思うに至りました。2015年のことです。

農薬・化学肥料を使用せず、自然の力で豊かになった土で育った作物。収穫された果実の味は身体レベルで「おいしい」と感じられるもので、自分の選択が正しいものだったと確信に至ることができました。

一方、農薬。化学肥料を使わないことで、まだまだ収穫量が年によってばらつきがあり、経営として安定させるた めにも、改善を試行錯誤する日々が続いています。

何より、すべての人、特に子どもたちの心と身体に優しく、彼らの未来のために、「いぶきの作物」を作り続けて いかなければならないと思っています。

そして、そうした「本物の」作物の生産者の数が増えていき、日本全体がそんなふうになっていくことを願っています。

世の中、「お金」を追いかけるようになってしまっていると感じます。お金は必要なものですが、お金が目的ではない。

そこに「心」がなければ意味がないと思いながら、なんとか世の中の役に立てるようにと頑張っています。 これを読んでくださっているあなたとのご縁に感謝いたします。

工房いぶき
代表 藤岡直文

工房いぶきの「思いと使命」

◆農薬を使わない農法を若い世代に引き継いでいきたい。

◆環境・土壌を少しでも昔のような状態に戻したい。

◆土を健康にすることによって自然の恵みを受け、私たちの「食」が豊かなものとなる環境を整えたい。

◆そうした若い農家を育てたい。

◆地域に貢献し、それが長野県、日本、世界への貢献とつながっていくように。

◆そうすることで環境保護にもつながっていけば。

◆何よりも、育ててもらった地域に恩返しがしたい。